パリ2024オリンピック開幕まで20日を切り、バスケットボール男子日本代表「AKATSUKI JAPAN」は、最後の国際強化試合として韓国代表と対戦しました。有明アリーナで行われた「SoftBank CUP 2024(東京大会)」GAME 2では、前回の接戦を惜しくも落とした日本がリベンジを果たし、88-80で見事勝利を収めました。
試合のハイライト
第1クォーター
試合は渡邉飛勇がリバウンドを押し込み先制ゴールを決めると、その後も彼の活躍で日本は連続5得点を挙げます。しかし、韓国も3ポイントシュートを次々と成功させ、序盤からリードを奪われる展開に。日本は、富樫勇樹とテーブス海、馬場雄大、川真田紘也、ジェイコブス晶を投入し、徐々に差を縮め19-22で最初の10分間を終えます。
第2クォーター
このクォーターでは韓国の3ポイント攻撃に苦しむ場面が続きますが、ゴール下での優位性を活かし確実に得点を重ねた日本が終盤で逆転し、43-39で前半を終了。ホーキンソンの活躍が光りました。
第3クォーター
ハーフタイム後の第3Qでは、NBA挑戦を表明したばかりの河村勇輝が大活躍。シュートアシストに加え、連続して3ポイントシュートを決めるなど韓国を突き放し、68-57と2桁差のビッグリードで最終Qに向かいます。
第4クォーター
韓国がアウトサイドからの攻撃で再び迫ろうとするも、富永啓生が3ポイントシュートで反撃。最後までリードを守り抜いた日本が、88-80で韓国を破り、オリンピック前最後の国際試合を白星で締め括りました。
注目の選手とその活躍
河村勇輝
河村はこの試合で17得点9アシストを記録し、特に第3クォーターでの連続3ポイントシュートが勝利の鍵となりました。彼のNBA挑戦への期待も高まります。
ジョシュ・ホーキンソン
34得点14リバウンド2ブロックの大活躍で、試合を通じて日本チームを牽引しました。ゴール下でのプレーは圧巻でした。
渡邉飛勇
渡邉はリバウンドを含む7得点3リバウンド2ブロックを記録し、チームの勝利に貢献しました。
試合データ
試合結果:
日本 88-80 韓国
JPN|19|24|25|20|=88
KOR|22|17|18|23|=80
成功率:
日本のスリーポイントシュート成功率: 29.2%(7/24)
韓国のスリーポイントシュート成功率: 高確率で成功
よくある質問
日本代表は7月27日にパリ五輪初戦でドイツ代表と対戦します。
河村勇輝、ジョシュ・ホーキンソン、渡邉飛勇が特に注目されています。
3ポイントシュートの精度向上とゴール下での優位性が強化ポイントとなりました。
結論
パリ2024オリンピックに向けて、日本男子バスケットボール代表は順調な調整ぶりを見せました。最後の国際強化試合で韓国を88-80で下したことで、チームの士気も高まっています。河村勇輝やジョシュ・ホーキンソンを中心に、パリでの金メダル獲得に向けて期待が膨らみます。次の試合は7月27日のドイツ戦、さらなる活躍に注目です。